(新潟)レトロゲーセン探訪:「ゲームセンターテクノポリス」:新潟のラスボスゲーセンが登場

レトロゲーセン探訪

この「レトロゲーセン探訪」シリーズでは、レトロゲームや昭和レトロが好きな方へ、新潟の観光も兼ねた「レトロゲーセン」を紹介しています。

第7回目の今回は、新潟県長岡市にある「テクノポリス」さんです。
とうとうこの日がやってまいりました。テクノポリスさんは私の中で、新潟レトロゲーセン界のラスボスとして君臨しているゲーセンです。
何が「ラスボス」なのか?
じっくり紹介していきます!

[店舗情報]
店名:ゲームセンターテクノポリス
住所:〒940-1153 新潟県長岡市要町1-8-50
TEL:0258-33-1516
定休日:なし
営業時間:10:00~24:00(特定日は25:00まで営業)

店舗の特徴とその魅力

厳選レトロゲーム筐体ゲーム
②圧倒的グッズ販売店舗支援
③圧倒的イベント

厳選レトロゲーム筐体とゲーム

テクノポリスさんは、フロアが大きく3つに別れてます。店舗を正面にして右側が、対戦格闘ゲームが主に置かれているフロア。その左隣りはダーツができるフロア。そして左端にあるピンクの建物が音ゲーとレトロゲームを含むビデオゲームフロアです。

入口はこんな感じ。写真右側が対戦格闘がメインのフロア入口となっています。

こちらが対戦格闘のフロアです。格闘ゲーム以外もちらほらあったりしますけどね。

この時は、まだ真っ昼間だからか全然人はいませんでした。

この隣はダーツフロアなので、今回は割愛します。ダーツはよく分かりませーん。

ここからが私的にメインのフロア。まずは手間に音ゲーゾーンがあります。

「音ゲーゾーン」というのがしっかり存在するのがレトロゲーセン生き残りの必須事項のようです。ここには数名のプレーヤーが遊んでいました。

と、油断していたら、なんと「タイムクライシス」と「THE HOUSE OF THE DEAD 2」が!
タイムクライシスは「1」ですよ!これは凄い。昔めっちゃ遊んだなー。

ピストルの状態も良好。早速プレイしてみましたが、ピストルのブローバックもしっかり行われており、弾を打ってて楽しい!「1」の画面をかなり久しぶりに見ましたが、ロボットみたいなポリゴンの人物絵が、今見ると逆に可愛く見えて笑えました。)

「THE HOUSE~」も「タイムクライシス」も現存していて普通にプレーができることが普通じゃないんですよ。
今回タイムクライシスをやってみて思いましたが、改めてこのゲームは面白い!のちに「5」まで続く名作だけはありますね。この名作をまだやったことがない人にはぜひプレーしてもらいたいものです。

ここまででちょっと時間をとってしまいましたが、この音ゲーブースのさらに奥にもっとすごい部屋が待っています。

最も奥のフロアに入ったところです。
なんと壁の上部には、ゲーム画面が映し出されています。カッコよすぎだろ!(惚れてまうやろ!)
この部分はもともと併設されていた映画館で、そこが撤退する際にテクノポリスさんが借りて拡張したのだそうです。(今、ダーツ場となっているところが受付だったのだとか)
そんな映画館の名残が、店の通路にもありました。

シネマチャオ」という映画館だったようですね。今では映画のポスターではなくゲームのポスターが貼られています。にくい演出ですわ。

ゲームのフロアに戻り、写真はアウトラン2です。先ほど壁に映し出されていたゲーム画面はこちらの画面ですね。
その隣はセガラリーです。さらにセガラリーの裏にはアフターバーナークライマックスの筐体が!興奮して、アフターバーナーの筐体の写真を撮り忘れる痛恨の失敗をしてしまいました。それほど魅力的な筐体ラッシュです。

ダライアスバーストの筐体もありました。綺麗に保たれていますね。と思っていたら…

ぎゃーー!!これはダライアス22画面筐体ではないですか。この筐体が現存してて遊べるのは日本でも数少ないという噂です。これは遊ばない手はないです。

安心の連射付きボタンです。老体には非常にありがたい。このあと200円を入れてプレーしてみたのですが、ゲーム音も大きく、かつボディソニックの振動がガンガン感じられて最高!これこれ。こういうのがやりたかったんだよー!と心の中で絶叫しながらゲームに集中できず。(だめじゃん)
それでも最高の体験ができました。

ダライアス2を終えてふと横を見ると、

わー!これは先ほどあった「THE HOUSE OF THE DEAD」のタイピングゲーム版THE TYPING OF THE DEAD」じゃありませんか!これ超懐かしいんですど。

そうそう。このまじキーボード。これを使って、襲ってくるゾンビをタイピングで打っていくゲームです。最初の方はこちらのキーに合わせてゆっくり襲ってくるゾンビがとてもかわいいです。このゲームもめっちゃ面白いので、やったことがなければぜひ1回プレーしてみて欲しいですね。カップルでやっても盛り上がりそう。

って、どわーーー!!今度はテーブル筐体2台ですよ!!!
さっきから驚きすぎて息が続きません。息をさせてください。(勝手にしてください)
それにしてもテーブル筐体って…。よく見るとゲームは「バトランティス」と「ドラゴンバスター」ですね。どっちもゲームチョイスが絶妙すぎてヤバいです。

とりあえずドラゴンバスターからプレイ。お金を入れる前のデモ画面の時点から大きな音がしていて、それが店内に響いていたんですよね。まるで昔のゲームセンターのようで、その頃の薄暗いゲーセンを思い出させてくれました。めっちゃ泣けるんですけどー。

テーブル筐体ってこうやってお金入れてましたよねー。嬉しすぎてお金入れる瞬間の写真を撮る始末。
でもこれがたまんないんだから仕方なし!
ゲームの結果は・・・2面で…ごにょごにょ…。ゲーセン版ドラゴンバスターはジャップが上レバーなんで難しいんだわ!(逆ギレ)

そしてもう1つのテーブル筐体に入っていた「バトランティス」。このゲームはゲーム雑誌「ゲーメスト」の裏表紙にちょくちょく登場してましたね。当時はプレーした覚えがありません。こんなところで初プレーができるなんて。ゲーム内容としてはインベーダーゲームの進化版という感じなんですが、これが結構熱いゲームで、意外にも(失礼)面白くて驚きました。当時もっと遊んでおけば良かった。

ちなみにこれがバトランティス筐体のコントロールパネル。あぁ、こんなコンパネあったわー!1P、2Pボタンも懐かしいですね。こちらの筐体もとても整備されていて遊びやすかったです。このコンパネを抱っこして寝たいです。(ヤメてください)

ということで、ここまで見てて凄くないですか?
大型のゲーム筐体からテーブル筐体まで。
同じフロア内には、マジックアカデミーのような新しいゲーム筐体があるなど、新しいゲームと古いゲームがかなり入り乱れていました。

あとはゲームのチョイスですよね。これが本当に絶妙で、ただ流行ったゲームではなくて、やって楽しい、やり込んで楽しいゲームのチョイスという感じがとてもするんですよね。
古いゲームのメンテナンスも完璧で、これほど安心して遊べるのがまさに奇跡です。
とりあえずここに住みたいのです。(まじめに)

圧倒的グッズ販売と店舗支援

レトロゲームで圧倒されいましたが、テーブル筐体があるブースの奥に、ガラスケースに入った店舗グッズが色々と置かれていました。

他の店舗でも見てきた店舗キーホルダーから、シールセットから、何かよく分からないものまで。色々グッズ展開があるようです。ってか、あれ?キーホルダー値段が…

なんと3,300円!(写真だとよく分からずごめんなさい!)
でもこのキーホルダーの名前が「ゲーセン支援キーホルダー」となっています。
そうなんですよ。これは立派なゲーセン支援グッズ。だからその支援に特化して3,300円になっているのです。
これは私も以前、「ゲーセンのグッズはつまりはゲーセン支援なんだから、もっと高くしたらいいのに」と思っていました。テクノポリスさんはそれを既に実行されていたわけです。
凄い。やっぱり凄いぞテクノポリス!
ただ、3,300円にすっかり我に返ってしまい、支援の心がどこかにいってしまった私はキーホルダーを眺めて帰ってきました。(レトロゲーマー失格!)

ガラスケース内を見ると、なんとゲーム機に使われるボタンやレバーが!これも売り物になっていて素晴らしい。私も任天堂Switchのアケコンのボタンをゲーセン用のボタンに取り替えたことがあるので、ボタンやレバーが欲しい気持ちはよく分かる!ってか欲しい!一体お金がいくらあったら足りるのでしょうか…。

お、お守りとか売ってるんですけど。奥には源平討魔伝お婆さまのキーホルダーが。色々情報が渋滞していますが、それがまた面白いです。

さらに、こんな情報交換ノートまでありました。むかーしのゲーセンにはこんな情報交換ノートがあったと聞きます。私の行っていたゲーセンにはありませんでしたが、こういう交流めっちゃいいですね。
このノートは店内で稼働中のダライアスバーストの情報交換ノートです。
中を見てみたのですが、もう文字がビッチリ書かれていたのと、図解までされていてビビリました。ゲームにかける熱がハンパありません。さらに店舗からの返信まであってこのノートの中身が熱すぎて持っていられませんでした。

さらに、店舗の通路には店舗グッズのガチャガチャが。どんだけ徹底してんだよ!と嬉しい悲鳴。(お金が)

なんだ「ゲーセンネコ」って。私の好きなゲーセンとネコを一緒にしおって。どれどれ1回やってみよう。

わお!1番欲しいなと思った「フルコン決まったネコ」が当たった!すげー嬉しいんですけど。

ということで、どうですかこのグッズの徹底ぶり
そしてそれらがしっかり店舗支援に繋がっている感じがとてもするんですよね。
レトロゲーセンの場合、ゲームをすることももちろんそうですが、やっぱり1回100円のゲームでは時間的な制約もあって、なかなかそれだけではまとめて支援ができないと思うのです。
それがこれだけのグッズ展開があると、こちらとしてもお金を出しやすいというのはありますよね。

これは「Ci-en」という仕組みを使った月額会費制の支援プログラムだそうです。
勉強不足でまだこちらの仕組みがよく分かりませんが、月額会費制の支援ができる仕組みまで存在していて、それを活用されているとは…。
もう脱帽ですし、これからのレトロゲーセンにとっての貴重な道筋を既にどんどん作られているように感じます。ただただ尊敬します。

イベントと店舗維持

こちらは対戦格闘ゲームの大会告知ですね。テクノポリスさんは対戦ゲームの大会を頻繁に開かれているようです。ホームページにもその結果がずらり。

店内にはポスターがびっしり。お店の壁から既にやる気がみなぎっています。参加するわけではないのに、こちらまでパワーをもらっちゃいます

これは結果のボードでしょうか?大会の跡があちこちに見られて、きっと盛り上がってるんだろうな、というのが伺いしれます。

こちらのゲーセンに限らず、全国的にも有名なレトロゲーセンは、対戦格闘ゲームの大会が必ず行われている印象です。
格闘ゲームはインカム的に絶大なものもあるでしょうし、やはり経営ということを考えたらここは外せないのだと思います。

もう無くなってしまいましたが、私の家の近くに、バーチャファイター4の聖地としてかなり有名な店舗があり、そこには全国でも名のしれたプレーヤーが戦いにきたりして盛り上がったゲーセンがありました。
でも結果的にそのゲーセンはなくなってしまったんですよね。
対戦ゲームの場合、対戦している人達同士が奇声を上げたりして、他のプレーヤーから迷惑がられることもあったりして、問題もあったようです。

インカムが稼げる対戦ゲームを盛り上げつつ、他のゲームも快適に遊べる環境を保つ、なんていうのが口では簡単に言える理想論なのでしょうが、このテクノポリスさんはそれを実現されている店舗のように見えました。
こういう店舗が少ないことからも、その凄さが分かりますよね。

まとめ

さて、今回ご紹介した「テクノポリス」さんはいかがだったでしょうか?
新潟のラスボスとしてご紹介した店舗だけあり、私もなかなか気合が入りました。だって大坂で凄いものを見せられたからには、新潟にも良いところがあると紹介したいじゃないですか。
とはいえ、まだまだ書ききれていない部分や、ご紹介しきれない写真があるのですが、一旦はこれで終了したいと思います。

これだけ凄いテクノポリスさんですが、私自信、このゲーセンには数えられるほどしか行っていません
というのも、私の家からテクノポリスさんが遠いのです。家で車のナビをセットしたら67kmと出ました。遠いわ!新潟県もデカすぎ!
高速道路も使えますが、高速料金が片道1500円ちょっと。往復3000円超え。
ちょっとゲームしてきます!で行ける距離じゃないんですよー。(涙)

ただ、今回の記事をきっかけに、改めてテクノポリスさんの凄さを知ることができたので、もう少し頻度を増やして遊びに行こうと思いました。
長岡市には新潟市とはまた違ったグルメもあるので、それを絡めてこのブログでも紹介していきたいと思います。

ポンコツ太郎
ポンコツ太郎

全国に誇るレトロゲーセン「テクノポリス」さん。新潟市にもあったらなー(笑)

色々スナップ

「プロギアの嵐」のポスターが何気に通路に置いてありました。さらっとこういうのがあるのでビビリます。

これは「ドラゴンバスター」が入っていたテーブル筐体のコンパネ。とても綺麗。でもやっぱり4方向レバーは難しい・・・。

壁にはたくさんのゲームポスターが!私の思い出深いゲームばかりでめっちゃ興奮。これはドラスピのポスター。こんなポスターだったんですね。

イシターの復活のポスター。これの下敷きを持ってました。懐かしすぎて泣きそう。

R-TYPEのポスター。これは凄くよく見たなー。ゲームのインパクトに負けないポスターです。
ってか、ポスター全て紹介すると大変なことになりそうなので、あとは現地で直接見てください。(おい)

こちらはシューティングの「ケツイ」。これも早くSwitchで出して欲しい。難しいけどかなり面白いゲーム。ちなみに、ゲーム音はそれほど大きくありませんでした。特定のゲームはボリュームがかなり大きいですが、それ以外は比較的小さめな感じ。メリハリをつけている印象ですね。

リアル麻雀3。リアル麻雀シリーズでは私は一番これが好き。すごく整備された雰囲気でこの台が置いてありました。このゲームをチョイスしたお店の方と私はきっと気が合うと思います。(と勝手に思い込む)

ダライアス外伝。これもいままで紹介した新潟のゲーセンには無かったですね。意外。音楽が神がかっている素敵なシューティング。でも私は苦手なので人のプレーを見ながら音楽を盗み聞きします。(せこい)

デススマイルズ。ハロウィン的に飾られてますね。凄い。「やったー、デススマだー!」と思ってやろうとしたら、こちらはメガブラックレーベルとのこと。きゃー、ブラックは無理ー。普通の置いてー

家に帰って、当てたガチャガチャを開けてみました。ネコが可愛い~。ソロプレイネコも欲しい~。この同梱されていた紙を開いてみると、

テクノポリスさんはデザインの事業もやっているのでしょうか?そんな感じの告知が。まだまだ底がしれないテクノポリスさんでした。


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